学級経営のコツ
2021/12/23
ソマリアの海賊と学級経営
すしざんまいの木村社長がソマリアの海賊行為をやめさせた方法。
漁船を与えて、マグロを獲らせて、それを全て買い取ると約束した。
詳しくはこちらの記事より。
何が言いたいかというと、海賊も本当は海賊行為をしたいのではなく、お金がなくてどうしていいのかわからないので、海賊行為をしてお金を稼いでいるだけである。
つまり他にお金を稼ぐ方法ぜろいちはきちんとわかれば悪いことはやめるということである。
これを教室に置き換えてみる。
いつも問題行動をしている子がいる。授業中席を立ち歩いたり、他の子にちょっかいをかけてばかりいる。その子にやめなさいというのは、ソマリアの海賊に海賊行為をやめよう!というのは本質的に同じことかもしれない。
つまりやめないのである。どうしてやめないのかそれは、先生にかまって欲しいとか、友達と話したいというところが満たされていないからである。すなわち先生がするべきことは、すしざんまいの木村社長のように、漁船を渡すとか、マグロ買う約束をするといったことである。
立ち歩く子が先生に構って欲しいのであれば、休み時間に思いっきり特別扱いをするとか、個別にどんどんプラスのストロークを与えてみる。
友達にちょっかいをかける子には、授業中話していい時間を確保するとか、ペアでワークやゲームを取り入れてみる。
漁船を買う、マグロを買い上げることはできなくてもその子が本当に望んでいるものを差し出すことは意外に簡単かもしれない。
そのためにはその子をよく見ること。観察すること。よく話すことが必要になってくる。
ぜひ教室におけるすしざんまいの社長になってみませんか??