クラス会議
2022/5/11
クラス会議セミナーを受講してくださった方の感想
浜松でつらぬき楽園を運営されている蓑島さんが受講してくださいました。以下感想です。
ゴールデンウィーク中、深見 太一 先生のクラス会議オンラインセミナーを受講しました
個別オンラインで2時間、じっくりヒアリング(カウンセリングに近かったかも)してもらいながら、今目の前でおきていることにも触れながらクラス会議について教えてくださいました。
受講のきっかけは、つらぬき楽園をもっともっと充実させていきたい、ということ。
ツクルスクールという目指す形があって、システムも真似っこさせてもらってるのでやりはじめるのは本当にある意味簡単。
でもやってみたら、全然簡単じゃないじゃん!とうすうす思っていたことが表面化。笑
用務員的存在と言えど、子どもたちとの関係づくりはもちろん必要だし、
場をつくっていくという視点も必要で、そこは真似っこしようがなく、自分でつくっていくしかない。
わたし、もっと学ぼう!!とモチベーションが高まったのと同時に、まずは朝の会の時間の充実をと思ったわけです。
そして、オルタナ先輩たちのFacebookで名前を見かけてずっと気になっていた、クラス会議を現場で実践されてきて本も出版されている深見太一先生のホームページを見ていたら個別オンラインセミナーがあるじゃん!と知り、申し込んだのでした☺︎
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目に見えるできごとの奥底には、行動パターン、構造、意識・無意識の前提、と、根本的な部分が潜んでいる。
できごとにアプローチしても、根本が変わらなければ形を変えてまたあらわれるだけ。
その奥底に潜む部分にアプローチできるのがクラス会議。
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このお話。根っこが抜けきれない雑草って、絶対また芽をだすもんなーと
つらぬきファームデーでブチっと切れた雑草のイメージとともに一番印象に残りました。
そして、
●クラス会議は効果がでることに時間がかかること、効果が一見わかりにくい部分もあること
●でも、いろんな効果が実際にあること
●具体的な方法など
も知ることができ
先生が実践した様子の動画も見せてもらい、そうか、こんな感じなんだ!という肌感も少し知ることもできました。
「焦らずにとにかく続けていこう」とちょっと肩肘の力が抜けた感じ。
クラス会議という時間は、子どもたち同士も、子どもたちと大人も、自分自身との付き合い方も、みんないつだって対等であるということを無意識にも意識的にも感じやすくなっていて
繰り返していくことで、人として大切な根本がゆっくりじっくり、絵の具がじんわりひろがっていくような染み渡り方をしていくんだなーと思いました。
そしてゴールデンウィーク明け。
久しぶりのメンバーたちとの朝のクラス会議。
円になって話す。
今まではすぐパス!だったメンバーたち、ハッピーサンキューナイスをじっくり思い出して話してくれた。
わぁ、絵の具がなんだか少し染み渡りはじめてるのかも?
ご意見BOXを作ることを伝えると、えーそんなのいらねーよー!なんて声が聞こえてきたけど、そう言ってたメンバーが、1日の帰りにさっそく提案を書いて入れていた。
大人の思う「ちゃんと」を手放しながら、
目の前の子どもたちと人として付き合いながら、
大切なことを少しずつ紡いでいきたいなぁと改めて思いました。
これでいいのだろうか??と、悩みだすと、目の前の壁に埋もれてしまうけど、この方向で大丈夫だ、と行先が見えると埋もれずに進んでいける。
太一先生とお話ししたことで、そんな行先がほんわり見えるようになったなーと思いました
と、受講から少し時間をおいて、色んな気付きのある2時間だったなーと振り返り。
太一先生ありがとうございました〜
クラス会議、色んな学校で是非取り入れてもらいたいな〜