学級経営のコツ
2019/11/30
教育相談のコツ
今週は教育相談ウィークということで、自分なりにコツをまとめてみました。
そういえば教育相談ってこうやってやるんだよ!って教えてもらったことはないかもしれない。
13年やってきて自分なりのコツや、今まで先輩に教わったことなどをまとめてみました。
当たり前のことばかりですが、これから先生になるっていう大学生や、近くに仲間がいなくて孤軍奮闘している1・2年目の先生のお役少しでも立てるといいなぁと思っています。
①相談用のアンケート用紙に全て記入をする
子どもに事前に答えてもらった用紙に、質問をして答えてもらったことは全て記入しておく。
赤がオススメ。誰がみてもわかるように書いておく。
面談の内容が記録として残っておくことが大切なので、そこを心がける。
②相談するときは、イスは45度
真正面で正対しないようにする。
これはコーチングをする時に教えてもらったこと。
向かい合うと緊張感が高まったり、敵対意識を持ってしまったりするのでできるだけ45度に座る。
これは個別懇談でも使える。
③休み時間ではなく授業中に行う
色々なやり方があると思うが、自分としては授業中に一人ずつ呼んでやる方が良い。
理由は簡単で、休み時間にやると遊びに行きたい気持ちの強い子はアンケートも適当に書き、質問に対してもなるべく長引かない方法で答えてくる。
つまり、困っていることは→ない
いじめは→もちろんない
学校は→楽しい
というように、答えてくる。これではまるで意味がない。授業の時になるべくゆったりした気持ちでお互いやったほうが良い。
④終わった後のアンケート用紙はデータ化して保存
後から見返してみてわかるように保存しておく。
これも何かあった時の証拠として残しておく。
だからこそ①のように、質問の答えを赤でしっかりメモしておくと良いのである。
紙ベースでとっておく学校もあったが、結局莫大な量になり後から調べることが難しい。データ化しておけば、後から見る時にもかなり楽に調べられる。
⑤最後に言っておくことはない?
と必ず聞くようにしている。これは質問用紙には書けなかったが、後から思いついた場合、答えられるようにするためである。
この最後の質問で意外な答えが返ってくる時もある。だからこそ忘れずに尋ねる。
言ってみればファイナルアンサー??的な意味合いもある。ここでないです!って答えてくれた場合には用紙にOKと大きく赤で書くようにしておく。
もちろん教育相談なんてしなくても。普段から関係を築いておくことが大切である。しかしながら、先生には話づらいとか、時間がないからとか、忙しそうだからという理由でなかなか相談に来れない子がいるのも事実である。
そんな子にとって、少しでも救いの場になるためにこちらがゆったりとした気持ちで対応することこれが一番重要である。