クラス会議
2024/11/21
タイムマネジメント研修
市町村立小中学校事務職員中堅者後期研修
愛知県総合教育センターにて実施させていただきました。
タイムマネジメントの研修。しかも150分!!事務職員の方へ!!何を話そうかと一瞬悩みましたが、始まってみると伝えたい事が山のように出てきました。
基本はこちらの本から
時間はみんな等しく平等ですが、時間感覚がそれぞれ違う。ここのクセを掴んで、上手に付き合うことがタイムマネジメントの第一弾につながります。
つまり、自分と時間との向き合い方。タスクとの向き合い方を知ることから始まるということです。
この本の面白いところは「予期」「想起」のクセを知れること。詳しく知りたい方はこちらの診断を受けてみてください。
YOUR TIME 診断 https://www.kawade.co.jp/YOURTIME/
簡単にいうと、予期はこれから起こることに対する予測。想起は過去の経験から導き出されたイメージのことです。どちらもズレが起こると悲劇に繋がるので、正しく捉えていきましょうという話です。
中盤はクラス会議でお悩み解決
たくさんの悩みをpadletに出していただき、それをどう解決していけるかをグループで話し合う。この時間が最も充実していました。
○みんな似たような悩みを抱えている。
○仕事の要領が悪いと自分を責めがちだけど、そうでもないことに気がついた。
普段は1人職で相談相手もいない中で事務仕事を請け負ってくださっている事務さんだからこそ、こうやって話し合うことに意義や価値があります。
誰かの悩みを解決することで、自分の悩みも少しだけ軽くなる。
校長先生がいつもいなくて決裁してもらえなくて困っているのであれば、決裁BOXを作れば良い。
集金のシステムはこうすると良いよ。
ちょっとしたアイデアだけど、一人で悩んでいても答えが出ない問題に対し、みんなで考えるからスルスル解決していく。もちろんその場で解決するものばかりではないけど、解決しなくても共感してもらえたり、考え方のヒントがもらえるだけで事は随分前進していく。
そんな時間になったのではないでしょうか。何より私自身、現役教員だった時にたくさん事務さんに助けていただきました。書類のミスやら不備やらを何度助けてもらったか分かりません。そんな事務職員の皆さんに少しだけ恩返しができたのでないでしょうか。
最後は時間管理のマトリクス(自分マトリクス)
タスクを緊急度と重要度の4つの章限に分けます。タスクだけでなく、プライベートの予定なんかも入れてみるとなお良いです。
緊急度が高くて、重要度の高い第1象限から人は手をつけていくのですが、緊急度は低く重要度の高い第2象限は自分で無理やり予定を入れないといつまで経ってもやる時間は生まれません。
だって、緊急度が高くないから。
だからこそ思い切って無理矢理でも第2章限を入れてしまうこと。えいや!って温泉に行ったり、サーフィンに行ったり。自分の心が喜ぶことを無理矢理設定しましょう!という話。
これ結構忘れている人が多い。
これ忘れると、何のために働いているのかわからなくなるし、ウェルビーイングが激下がりします。
だからこそ、自分の心が喜ぶ予定を無理矢理でも入れてみる。幸い研修を行った日の次の日から3連休の方が多かったので、隣の方へ何をするか宣言してもらいました。
この時間が一番皆さん表情が緩んでました。
150分という長丁場の研修。だからこそ、少しでも来てよかった!明日に繋がる。人生が楽しくなる。そんな研修になったのであれば嬉しいです。
今からみなさんの振り返りを読むのがとても楽しみです!!
研修の依頼お待ちしております。お気軽のお問い合わせください!!