親として
2020/3/13
お祝いメッセージの書き方
お祝いメッセージを頼まれたんですが、どうやって書いていいのかわかりません
そうだよねーおめでとうだけじゃ味気ないし、ぶっ飛んだメッセージも書きにくいしね
そうなんですよーせっかくだから心に残るメッセージが書きたいんですがなかなか思いつかなくて
自分が10年間使ってきた方法を伝えますね。簡単にできて、まあまあ見栄えもいいし、味わい深いものになりますよ。
3月は別れの季節
この仕事をしていると、この時期お祝いのメッセージを頼まれることがよくある。卒業生に向けて、昔担任した子に向けて、転任される先生に向けてなどなど。
3月だけでどれだけ書くんだっていうぐらい結構な量になります。毎回頭を悩ませて何を書くかを考えたり、人と被らないよう工夫したり。今年は時間的に余裕があるので、その行為自体を楽しめるが、例年はバタバタの中で頼まれるので、締め切りを過ぎてしまったりすることもよくありました。
そんな時、重宝するのが筆文字である。職員室の机にカートリッジタイプの筆ペンを準備しておきます。GOOGLE画像検索で「筆文字 メッセージ」と検索する。おすすめは「てんつくまん」のメッセージです。そしてさらにレベルアップするなら、色付きの筆ペンを2色程度もっておくと、華やかさが増します。ピンク・イエロー・ブルーなどから選ぶといいです。
上の画像は、昔担任した子への祝電代わりのメッセージです。種明かしをすると、てんつくまんのカレンダーからインスピレーションが浮かんだメッセージを選び、桜や動物の写真をカラー印刷した紙に、筆文字で書く。最後に似顔絵スタンプを押して完成です。
似顔絵スタンプは昔教え子に描いてもらった似顔絵をもとに、プロの人に彫ってもらいました。確か700円ぐらいで作ってくれました。一度作ってしまえば、いろんな場面で使えるので、作っておくことをお勧めします。
筆文字なんて!って思うかもしれませんが、字がへたくその方が味が出ます。自分もずっと字にコンプレックスがあったのですが、その言葉をもらって以来自信をもって書けるようになりました。6年生を担任した時には、一人一人に色紙を買って、卒業式の日にプレゼントしたこともあります。他にも誕生日の日にプレゼントとして渡した時もあります。
言葉には力があると信じています。昔担任した子の保護者に街で偶然会った時、「先生からもらった色紙いまでも大切に部屋に飾ってあります」という嬉しい言葉をもらった時もあります。
せっかくの機会なので、ただの作業にしてしまうのではなく、子どもたちやもらった人の思い出に残るものにできるといいですね。