クラス会議
2020/2/10
庄子先生 クラス会議本の感想
愛知のたいち先生から本を寄贈していただきました
いただいて2日で、一気に読みました。
自分の本も詳しく紹介していただいたので、たいち先生ほど上手ではないですが、私も紹介させていただきたいと思います。
とてもおすすめの本なので、少し長いですが御覧ください。
1 たいち先生の思いがつまっている
この本はクラス会議のHow to本です。
しかし、ただのHow to本ではありません。
たいちさんが、日々の授業で大切にしていることが、様々な言葉で書いてあります。
私が響いたいくつかのキーワードだけ載せます。(ネタバレにならない程度に)
・教師1人よりも、子供みんなで考えた方が解決策がたくさんでる。
・教師が子どもたちの可能性を信じ切ること
・指示を聞ける子ではなく、どうしたらいいか考えられる子を育てる
・クラス会議で全員が活躍できる
・子どもたちに任せたことで、自治的能力を身に付けたクラスになった
とにかく、教師がよい授業をすることではないのです。
子どもたちが子どもたちの授業をつくっているんだなと感じます。
会えば、ますます感じますよ。
よい授業は、うまい授業じゃない。
そんなことを日々感じていましたが、この本を読んで確信に変わりました。
実はたいち先生とは1日しか飲んでいませんが、ほんとよい人です。実は先輩ですが、とても物腰柔らかい人です。ほんとすてきです。
2 読みやすく、読んだらすぐ実践できる
大事なことが2ページごとに1つずつ書いてあり、とてもわかりやすいです。
とりあえずクラス会議をやってみて、この本を見ながら、よりよいクラス会議を日々つくることができます。
特に5章はおすすめです。
自分もクラス会議をしていく中であるある!と思うことばかりでした。そんな時はこうすればよかったのか、次回からそうしようと思えました。
3 クラス会議は、これからの教育に必要不可欠
これからの教育は、どう考えても変わります。
しかし、現場はまだまだ変われていないですし、まだまだ変えられないかもしれないと最近ほんと思います。
学校外で会う人は、どこ行っても同じ人。世の中の教員の大多数は、研修はやらされるものだし、忙しい中お金を払って学びにいく人はいないのだと感じています。
だから長年行ってきた一斉授業から抜けられないのです。私もまだまだですが。
このクラス会議のノウハウは、教科学習でも使えます。国語をクラス会議の形で行うことだって可能だと思いました。
そして、「教師が教える」という概念が、このクラス会議が広まることで「教師が支える」に変わって行くと思います。
そしてそして、アドラー心理学。
良さを認め、課題を分離し、勇気づける。
たいち先生の暖かさが詰まったおすすめ本です。
たいちさんのことを知らない方は、YouTubeなどからたいち先生の肉声聞けますのでぜひ聞いてみてください。
最後に・・
たいち先生は南山大学のラクロス部🥍出身の現在OB会長です。ここでもラクロス🥍教育界にもラクロス来てますよ。「教育関係✖︎ラクロス」のイベントもしたいなー。ラクロス関係の皆様、企画した際にはぜひご参加ください🙇🏻
今週木曜日13日発売!!「対話でみんながまとまる!たいち先生のクラス会議」