アンラーンのすすめ
2023/3/9
みんなの教育技術に載りました
小学館が運営するHPみんなの教育技術に自分の記事が載りました
今回は自分のクラスに外国人児童が転入してくる先生の不安についての回答です。
ここには書けなかった話を少し補足で書いていきます。
ブラジルをはじめ外国籍児童が7割在籍する小学校
そんな学校あるの??とよく聞かれるのですが、あるんです。
愛知県豊田市の西保見小学校です。学校HPにも外国籍児童が7割在籍していますと書いてあるので今でも同じ状況なのです。
転任して4年生の担任を任されました。常勤講師の先生が副担任としてついてくれました。
小学校で副担任の先生がつくってことは。。。それぐらい大変だということです。
なにが大変って雨が降ると大半の子が学校に来ない。
ブラジルでは雨が降れば学校にいかない
のは当たり前だそうです。文化の壁、言語の壁。壁壁壁。
まさに五里霧中。暗中模索。四面楚歌。
まあこのまま担任していたら確実に禿げるなと思いながら仕事をしていたのです。
救いだったのは副担任の先生がいてくれたこと。
怒りボルテージがMaxになった時には、クールダウンのため一旦教室を離れて、心を落ち着けてなんてこともよくありました。この時一人だったら本当にピンチだったかもしれない。と今は思います。
どんなことがあったのかはここでは詳しく書けませんが、会った方は直接聞いてください。
今では笑い話になっていますが、当時はまったく笑えませんでした。
1年の終わりが近づくころ、ようやく笑えるようになったかなという感じです。
自分の心を安定させる(マインドフルネス)
どんな崇高な教育技術よりも、まずは自分を大切にする。
これが一番だなとその時にも深く思いました。だって自分の心が安定していなきゃ子どもに笑顔で接することができないから。
笑顔のない教室は問題が多発します。これはこれには必ず関連性があります。
だからこそマインドフルネスや早く寝ること。あとは銭湯に行くなど自分の心を安定させる方法をたくさんもっておくこと。特にマインドフルネスは、空いた時間1分あれば取り組むことができるので非常におススメです。
新しく書いたこちらの本にもそんな心の安定のさせ方がたくさん書いてあります。
逆に言うと、心の保ち方を知らないまま現場に飛び込むことは
泳ぎ方を知らないまま荒波に飛び込んでいくのと同じです。そりゃあ溺れるわっていう話。
昔はそれでも周りの先生たちに余裕があったので、溺れそうになっているところに浮き輪を投げてくれたり、海の中で泳ぎ方を教えてくれたりしてくれたのですが、今は人手不足と働き方改革のダブルパンチのために、その余裕がない。
つまり、自分で泳ぐ方法を身につけておくことが、自分の身を守る方法につながるのです。
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