マインドカウンセリング
2025/1/9
瞑想(マインドフルネス)のススメ
最近研修先でよくお伝えするのが瞑想(マインドフルネス)について
なんでお伝えするのかって、誰でもすぐに取り入れられて非常に効果的だから
騙されたと思って毎日1分だけ瞑想に取り組んでほしい
人生激変するから
まずは毎日1分目を瞑る
寝る前でも、仕事が疲れた時でも、入浴時でもいいので毎日目を瞑って呼吸に集中してみる。
いかに雑念が多いのかに気づく
「あれやっておけばよかった」「あの時こうしておけば」などなど頭の中をいろんな言葉が浮かんでは消えていく
慣れないうちはしょうがないが、無理矢理これを消そうとしないこと
あぁ雑念が多いなと気づくことがマインドフルな状態になる第一歩
とにかく呼吸に集中すること「吸って」「吐いて」をなるべく長くできるようにしていく
1日のうちに何も考えないという余白を設ける
現代人はとにかく忙しい
スマホのおかげでどこでも誰かと繋がれる
音楽も流せるし、動画もいくらでも見られる
これは便利になったと言えるけど、休む時間がなくなったとも言える
江戸時代の一生分の情報量をスマホ3日間見ているだけで得られてしまうとも言われている
つまり脳がパンパンな状態が続いている
脳がパンパンになっていると何が起こるか
つまり余裕がない、余白がない状態になっていると言える
バーンアウトと言われる燃え尽き症候群になってしまう人や心の病になってしまう人が多いことも頷ける。
意識して余白を作ってみる
教師という仕事は感情労働であり、子どもに寄り添おう!と思えば思うほど疲弊してしまう
心が振り回されると自分が保てなくなる時がある
寄り添うことはもちろん悪いことではないが、自分の中でリセットする瞬間や習慣をもっていないとどうしても疲れが抜けない。休んでも休まらないという日が続いてしまう。
これはあまりいい状態であるとは言えない
毎日リセットして、一度脳と身体をしっかり休める
そうすることで、次の日も子どもの前にも笑顔で立つことができる
これが必要なのである。
子どもと一緒に取り組むのも有効
子どもと一緒に毎日瞑想を行うのもかなり有効である
担任をしていた時には、朝の会のプログラムとして「マインドフルネス」を取り入れていた。
外国籍の子が7割を超すクラスで、毎日トラブルの連続であったがマインドフルネスが浸透すると共に問題もかなり減っていた。
やり方は非常にシンプルで日直さんが前に立ち
日直:足は? みんな:ぺた(床に両足をつける)
日直:手は? みんな:ひざ(両手を膝に置く)
日直:背筋は?みんな:ピン(背骨を伸ばす)
と号令をかけ、1分間タイマーをかける。たったこれだけである。
最初はこんなものやってやるか!と歩き回っていた子達も、次第に落ち着いて座るようになっていた。
もちろん保護者や管理職への丁寧な説明も必要である。
変な宗教であると勘違いされないためにも、学級通信などで意義や効果などをきちんと伝えてから取り組むと良い。
禅から来ているものであり、怪しいものではない。外国の大手企業にはマインドフルネスルームが常設されているところもあるということを説明するのが良い方法です。
まとめ
まずは1分自分で取り組んでみてください
寝る前にやると眠りが深くなりますし、心が疲れたなと思ったら個室トイレにこもってやります。
子どもに対してイライラしている時ほど効果抜群で、自分の心が落ち着くとなぜか子どもも落ち着いてきます。ここは不思議なほどリンクしてきます。
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