クラス会議
2022/6/11
クラス会議参観~奥井学級~
Twitterでやりとりをしてひょんなことからクラス会議を見せてもらうことに
思えば自分は長いこと実践してきたけど人の教室へ行って実際のクラス会議を見せてもらうのことをしたことがないなということに気がついた。 ということで3年生のクラス会議を見せてもらいました。
もうね、本当に何も言うことがない!ってぐらい素敵なクラス会議でした。
まずは最初のハッピーサンキューナイス!
奥井方式は2〜3人組になり、ペアの子の良いところを言い合っていました。 これだと時間短縮にもなり、みんなが笑顔になる活動でした。 ただ、これを取り入れるには普段からの関係づくりがものをいうので少し注意が必要かもしれません。 それをさらりとやっている姿にまず感動でした。
お悩みは「弟が勉強の邪魔をしてくる」っていう議題
それに対し、沢山の子が本当にいっぱいの解決策を考えていました。 そして、面白かったのが最初にゴール設定をしている所。悩みを出した子に「今日のゴールは??」と問いかけをして、その子がこんな答えが欲しい!!って答えていました。 これは自分はやったことがなかったです。けれども確かに話し合っている途中で訳がわからなくなったり、違う方向に進んでしまうことが何度かあったのでとてもいい方法だなと感じました。
出てきた解決策
○宿題を先に終わらせる
○段ボールの中で宿題をやる
○動画を見せて夢中にさせる
○ドアを封鎖する
○じゃましたらおやつをなくす
○外に誘導する などなど。中には鬼がくるよ!と言う
など子どもならではのアイデアも出ていてとても素敵でした。
結果選んだ解決方法
○鬼のお面をおいておく
○宝探しゲームのようにいろんな部屋におもちゃを隠しておく
という2つでした。
そして何より最後に議題を出した子が言ってくれた感想 私のためにこんなに意見を出してくれてありがとう!!という言葉 これが先生のために言っている言葉ではなく、心から出ている言葉であることは話す様子、雰囲気からありありと感じました。 人から助けてもらった経験をした子は今度は助ける側に回る。その素敵な連鎖がこれからどんどん起こっていくことでしょう。 もうね何も言うことはないんだけど一つだけアドバイスを送るとすると、罰を与える解決策はやめようと呼びかけることぐらいかなと。そうは言ってもなかなか罰を与える系の解決策は出るんだけど。それでも罰を与えても解決しない!ってことは繰り返し伝えていくことが大切かなと感じました。
感動すら覚えるクラス会議を見せてもらって本当にありがとうございましたこんな光景が日本中の教室で見られる日がくることを夢見ています!!
追記
後日、この話を子どもたちに伝えてくれたら、今日のクラス会議は罰が一つも出ませんでした!!っていやぁ本当にいいね!!
こんな学級経営できたら楽しいだろうなという形がありました。
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