学びの形
2021/2/26
植物の栽培に事業計画を混ぜてみる
少し前に思いついた生活科の授業
夏野菜を育てるのに、ただ育てて食べるのではもったいない
タネを買うところから子どもに関わってもらう。
なんならタネを買う資金を、家の人に投資をしてもらう。
例:
①ナスのタネが200円だったとする
②夏にナスを10個持ってくることを家の人にプレゼンして、200円投資してもらう
③その200円でタネを購入する
④せっせと世話をする
⑤夏に収穫して、約束の10個を家に持ち帰る
⑥さらに採れれば、職員室の先生に売ったり、家の人に売ったりする。
⑦利益分でさらに秋野菜のタネを買ったり、翌年の畑の土、肥料などを準備する。
つまり資本ゼロのところから事業計画を作り、投資してもらう。
投資してもらったお金で事業を回し、利益を得る。
その利益を次の期や、翌年に回して事業を動かしていくのである。
もちろん自然が相手なので、虫に食われたり、天候不順のリスクはある。
思った通りにナスが採れないこともあるだろう。リスクを抱えながらも、小さく小さく商売をする。
そこには生活科としての学びはもちろん、人を説得する力、説明する力、調べたことを活かす力などなど社会に出て本当に必要な力がたくさん身に付くだろう。
お金がかかっているので、必死に調べたり世話をしたりもするだろう。
こんな授業がやれたら面白いなぁーとニヤニヤしながら考えている。