マインドカウンセリング
2021/12/6
子どもコンサル始めました
親子の悩みを5人の大人が話を聞く。そんな子どもコンサルがスタートしました。
最初の相談者は中学3年生の女の子。1年間学校に行っていない状態で、週に一度担任の先生と相談して登校するか夕方に登校しているそうです。
その子に対して、いろんな立場の大人が真剣にアドバイスをする。それも全然違う方向から角度から。
アドバイスがバラバラだから、相談する子も戸惑うかと思いきや結構スムーズに受け取ってくれていました。それはlそこに関わる大人が本音で本気のメッセージを届けているから。
何が正解かわからないし、その子にとって一番ピッタリくる方法か今はわからないけど、それでもその子に少しでも良くなってほしいという願いはみんな共通であり、そこは揺るぎないものがあります。忖度なしで、本音で向き合うからこそ伝わるものがありますね。
例えば、週に一度担任の先生が、この日はどうしても来てほしいと約束した日なのに、朝起きるといきたくなくなってしまう。そんな時はどうしたらいい??という相談に対し、
先生チームは、どうしても来てほしいという気持ちは本物だけど、進路の書類とか卒アルの写真とかなどは実は後からなんとでもなること。だから必要以上に自分を責めることはせずに、次に会った時に先生ごめんねを伝えればいんじゃないというアドバイス。
これってきっと学校の中だとなかなか触れることのできない話だと思うし、自分が担任していたらなかなか言えないなぁと思う。けれどもこういう裏側を知っているだけで、休む時に気持ちがとても楽になる。嫌なものは嫌なんだからどうしようもないと開き直ることができる。
困難にぶち当たる時、人は目の前が真っ暗になり、どこに進んで良いかわからなくなる。目の前の壁は大きすぎて、絶対に超えられないと思っているし、その勇気やエネルギーも無くしてしまう。
けれどもこうやって、いろんな人の話を聞くことで、Aの道もあればBの道もある。それ以外にも、壁に穴を開ける方法や、ジャンプして飛び越えてしまう方法もあるなどなど自分では決して思い付かないようなアイデアを得ることができる。これこそがこのコンサルの本質であり、醍醐味である。
2ヶ月後、この女の子と再び面談することになっている。どんな変化があるのか今から楽しみであるが、間違いなくいい方向に進んでいると思う。たとえ、今のまま足踏みしていたとしてもそれも大事な経験であるし、そこからまた一緒に考えればいい。
以下は、相談者のお母さんの感想である。もちろん許可をいただいて掲載させていただいています。
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