学級経営のコツ
2024/9/4
ドッキリを仕掛けよう
教育実習生を担当させてもらった時、最後の日にお別れ会を企画する。ただやっても面白くないのでサプライズお別れ会にしてみます。
どうやるか以下に手順を記します。
【役割分担:子ども】
①怒られ役
②実習生さんを連れ出す役
③黒板などを飾る役
④実際の会の進行役
⑤ゲーム企画役
⑥手紙を読む役
各2名ずつ事前にお願いor立候補を募っておく
【シナリオ】
休み時間が終わってもなかなか席に座らず暴れ回っている怒られ役の2人。
最初は優しく注意するが、あまりに言うことを聞かないので、先生(自分)が怒って職員室へ行ってしまう。
みんなで「どうする?やばくない?」っていう話し合いが始まる。学級委員を中心に「職員室へ謝りにいこう」という話になる。連れ出し役の子と学級委員で、実習生さんに一緒に職員室へ行ってもらえないですか?って尋ねて、教室から連れ出す。
連れ出した後にみんなで一斉に教室レイアウトを変更。黒板などを飾り付ける。
先生は職員室ではなく、他の教室に隠れておき、実習生さんが教室を出たのを見計らい戻る。もしくは隠れている教室を子どもに教えておき、実習生さんが職員室に行ったのを伝えにくる係を作っておく。
連れ出し役は職員室にいなかったからと言って諦めず、図書室や音楽室なども一緒に探してくださいとお願いする。10分を目処に教室へ連れて戻る。
戻ってきたら拍手やクラッカーなどで盛大に迎え入れて、お別れ会が始まる。
この会はめっちゃ盛り上がる。そして子どもの演技がすこぶる下手で笑いそうになるが、そこは笑わず一生懸命にキレて教室を飛び出す。
成功しても失敗しても
サプライズが成功した時の子どもたちの嬉しそうな顔。これがなんともたまらない。なによりみんなで1つの目標に向かって進んでいくワクワク感。そして実習生さんが泣いてくれた時なんかは盛り上がりは最高潮である。
なにより実習生さんに、先生になりたいなと思ってもらえれば成功である。
そのためにクラスのみんなとサプライズを仕掛ける。これ控え目に言って最高である。