親として
2020/3/9
お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!
中々衝撃的なタイトルですね
そうなんだよねー確かに学校ではそこまで教えないよね
じゃあどうしたらいいんでしょうか?
家庭教育に任せる部分だと思うよ
学校の保健授業ではやれる範囲は確かに限られている。SEXの話を正面突破で中々するのは難しい。けれども非常に重要な話であることは間違いない。
学校の教科書に乗っているのは、初経の話や精通の話までであり、人によってタイミングは違うから焦らなくていいよってことは伝える。
今年は、男の先生と女の先生が二人教室にいたので、お互いに自分の経験談を話した。精通と初経について。こういう時には、恥ずかしがらずに堂々と話す。
少しでも恥ずかしいそぶりを見せてしまうと、子供も照れてしまう。もしくは保健室の先生にお願いして、自分は後ろから見守るぐらいの方が良い。
今回紹介する本は、家庭において性教育をどうしたらいいのかについてアドバイスをしてくれている。
自分も3人の子をもつ親として非常に興味深く読ませてもらった。最初から衝撃の一言「父親は戦力外!」って言葉に思わず吹き出しそうになった。
要約すると、
- 性のことをきちんと伝えることで「あなたは愛されて生まれてきた」ことを伝えることになる。
- プライベートゾーン(水着で隠す部分)は人に触らせないこと、もし触られることがあれば伝えて欲しいこと。
- 10歳(小4)までが、性教育を伝えるゴールデンタイムであり、それ以降になるとお互い照れが出てくるので、中々伝えるのは難しくなってくる。
- 性犯罪から未然に守る、未成年での妊娠を避ける意味でもきちんと伝えることが大切である。
- AVを手本にSEXを覚えてしまうと、男女共に幸せを描くことができない。
学校だから教えられること、家だから教えられることどちらもあると思う。
だからこそ、家でもきっちり伝えていきたいとは思うが、どうやって伝えたらいいのか迷う時にはこの本を頼りにやっていくと良いと感じる1冊であった。