学びの形
2020/3/14
積ん読解消法
あの本も読みたいし、この本も読みたい
Amazonでポチッとしたけど、家にまだまだたくさん未読の本が山積みだ。
うわーどうしよう。この状態が積ん読と言われます。どんどん溜まっていくばかりで一向に解消する気配のない本の数々。
せっかく意気揚々と買った本なのに、いつの間にか読まずに本棚へ。これではもったいないですね。
では、どうやって積ん読を解消するのか下にコツを書きます。
①アウトプット前提の読書
読んで理解をする。もちろん大切ですが、さらに深く理解するためにアウトプットすることを前提に読書をします。
例えばなぜ
○この本を買ったのか
○この本から得たい知識はなんなのか
○読み終えた時どういう状態になっていたいのか
○3つ大切なことをまとめるとすれば
などなど自分に対する問いを設けます。その後読み進めることで、答えを導きます。
それをブログなどにまとめていくと、非常に効率のよい読書ができます。
②本の中で大切なのは2割
日本人は真面目なので、本は最初から最後まで読みきらないといけないと思っている人がたくさんいます。
もちろんせっかくお金を出して買った本なので、その気持ちもわかりますが、その思いが邪魔をして分厚い本に手を出しにくくなってしまっては元も子もないです。
例え分厚い本であったとしても、その中の大切なポイント2割を見つけ出すぞ!っていうぐらいの気持ちで読むとどんな本でも仲良くなれます。
③目次から見て読まない!って決めるページがあってもよい
大事なところは2割と割り切ると逆にいらない8割を見分ける作業になってきます。
目次を見てこのページは読まない!って決めてしまうことも大切です。
(本を書いた身としてはとっても寂しいですが)
④後ろから読んでもよい
普通の人は1ページ目から読み始めます。けれども昔参加した読書会では、後ろのページから読むことを勧められました。
しかも、隣の人が表紙を見て書いた問いの答えを本の中から5分で見つけ出そう!というお題を与えられてです。
5分という制限時間があるとめちゃくちゃ焦りますが、とても集中します。
つまり、目的に向かって一直線に進めるのです。そしてその問いが結構本質的だったりします。
まとめ
本の読み方をぼくらは習ってきている訳ではない。なんとなく最初から最後まで読まなくてはいけないっていう自己ルールに縛られ、やがて本が嫌いになったり面倒くさくなってしまうことがある。
著者からすると、自分の叡智がつまった1冊なのでぜひ読んでほしいし、そこからなにか気付きを得てほしい。となると難しく考えず、1冊の本から1つでも行動変容が促せるのであればそれだけで大きな価値を生んでいるといえるのではないだろうか。