クラス会議
2023/4/12
クラス会議研修(愛知黎明高校)
2023年3月中旬にクラス会議の研修を行いました。どこの私立高校も生徒募集、生徒の多様化、学力差など課題がある中で先生方はとても前向きに研修に参加していただけました。
愛知黎明高校のHP 「君はダイヤモンドになる」というキャッチフレーズが素敵です!
クラス会議研修はどうでしたか?
ほとんどの方が参加してためになりましたと答えてくださいました。
今回の教員研修会で自分が一番学べたことは何ですか?
チャレンジができるなど、自分自身を出すことができる環境がチームを作っていく際に大切であると いうこと。
対処よりも予防の方が選択肢が多いという見方
アイスブレイク、自分を認める、発言をしやすい環境作りがとても大切な事。
交流・共有することの大切さを改めて学びました。
心理的安全性の大切さ。個別のかかわりでも集団作りでも、まずは心理的安全性を感じてもらうことが基盤になるのだと学ぶことができました。
ものの考え方と前もって考えて行動することが重要
繋がりをつくる。生徒も教員も。
Happy Thank you Nice
生徒間でコミュニケーションをとらせる仕掛けを作る事で、大きな事件を未然に防ぐ事ができる。
互恵的協働集団の前提となる「心理的安全性」の作り方。ハッピーサンキューナイスはいいですね。
小グループ化していく生徒をどう解体しながらどのグループを超えた関係作り。これは生徒だけでなく保護者でも使えそうです。
自分自身が、こういうことをしたらどうかな~という”感覚”でおこなってきたことが、理論と実践をもとに講演していただいたので、自信をもってやっていえばいいところと、改善しなければいけないところとが明確になった。
なかなか自己開示することは難しいし、そのような環境を作り出すことも難しいと思った。
教員とのコミュニケーションの大切さ
話を聞くだけでなく、実際にやってみることができて良かった。
今回学んだことを今後のHR活動や授業でどのように生かしていこうと考えていますか?
サンキューナイスグットをクラスの中で発表する環境を作っていく
今回の学級会議を試しに丸ごと導入してみてもいいかなと思えます。そしてブラッシュアップしていけば尚良し。
生徒との信頼関係をつくるのに生かしていきたい。
生徒の教師、生徒と生徒、父母と教師、生徒と父母をつなげるための一つの切り口として使うことができるのではないかと感じました。HRや部活動でももちろん。授業においても活用することができるのではと思います。また、学級懇談会でも活用できるのではと思いました。
患者とのコミュニケーションが苦手な生徒が増えているように感じています。生徒同士のコミュニケーションから、患者とのコミュニケーションにもつなっげて行けたらと思いました。
生徒の立場になって伝える
深見先生がおっしゃっていたように、生徒と話をするとき、ネガティブなときに「こうしよう」と言われてもなかなか動く気持ちになれないと思うので、「なるべくポジティブなときに、選択をうばわず、そっと後押しする」ことを、心がけていこうと思います。
4月から新学期が始まるので、早速クラス運営の導入に活用してみます。
新学期、新しいクラスでぜひ取り入れてみたいと思いました。クラス替えをして、まだあまり知らない子たちとも、自己紹介をしながら取り入れたいです。仲間のことを”発見”する楽しみ、見つけてほしいと思います。
生徒1人々、いや、全ての人々の『良いところ探し』をしていこうかなと思いました
輪になって、ナイスゲームや自分の言ってほしい事を言ってもらうことは取り入れていきます。
「情報コンテンツが多すぎて生徒たちは共通の話題で盛り上がれない」からこそ教師が意識して「つなぐ」ことを仕組む必要があり、授業では生徒皆がハッとするような問題提起ができるように準備したいと思います。
学年のHR活動やリーダー会で早速使います。
ちょっとした会話の重要性、なんでも話し合える場の必要性を強く感じたので、その関係性の構築も含めて、気負いすぎずに”話す”ことを意識していきたいと思います。 心理的安全性を保てるようにしたい。(何がどうということはまだ浮かんでいませんが…。)
最後に今回の教員研修会の感想をお願いします!
HR活動と同じく職場でも考えていただけるとありがたいです。
講義だけでなく、話し合いなど自分自身で体験をしながら学ぶことができたので、非常に有意義な時間となりました。
最低でも学期に1回、できれば1~2か月に1回やるべきです。担当部署でぜひ年間計画化してください。情勢はぐるぐる変動しています。子ども・青年をめぐる状況や教育についての考え方も土台から変化しています。経験主義や思い込みでは未来は切り拓けません。<人間の尊厳を学び道を拓く>ちからを、まず私たちが獲得していきましょう!
円状で話し合う際にグループの先生方の声がかき消されて中々聞き取りづらく感じました。その点以外は全体的に非常に良かったです。
ワークショップ形式でとても楽しめた。
交流・共有することの大切さを改めて学びました。教員間でもっとフランクに話す機会が圧倒的に足りていないと思いました。
“もっと早く知りたかったというのが本音で、クラス会議の手法を取り入れていたら何か違っていたのかなと思いました。クラスを安心安全な場所にできるようにしていきたいと思いました。
職員間でも取り入れて、もっといろいろな話ができるといいなと思いました。”
先生方が楽しく話している様子を見て私自身もうれしくなった
普段あまりお話をする機会がない先生方とたわいもない会話ができて、新たな一面を知ることができて楽しかったです!
“悩んでいたところだったので、とてもよい学びになりました。
実際に活用できる内容だったため、早速実践してみます。
貴重な機会をありがとうございました。”
楽しく研修させてもらいました。なかなかこんなに盛り上がる教員の研修会なんてないなと思いました。安心して過ごせるクラスづくり、何より大切なものだと改めて感じました。新年度に生かせるように頑張りたい!と思う研修でした。ありがとうございました。
T先生の家の老犬秋田犬、H先生の所のランちゃん、I先生の愛犬の話、H先生のお嫁に・・・などのお話が聞けた良かったです。
“聞くだけ出なくて、ほぼ体験だったので、あっという間でした。
おそらく生徒も一緒で、聞くだけの授業より、体験しながら学習した方が良いと改めて勉強になりました。”
教員が一斉にこんなに笑っているのを久しぶりに見ました。時間と空間と笑いの共有を通じてしてか仲間の信頼関係や団結は生まれないという‟基本”をあらためて思い出しました。体調不良でお酒を飲めなくなった私ですが、『やっぱり飲み会は大事だなあ』と思いました。放課後の「寄り合い」(組合)と親睦会の活動に期待します。
外部の人から話を聞くと、振り返りになり、一瞬元気になります。教員のスキルアップや関係作りにもなるので、年に何度かやれるといいと感じました。
自分が思っていることと相手が感じていることに、大きなギャップがあることがわかったのが、収穫でした。日ごろからコミュニケーションをとらないと、勝手な”像”ができあがって、さらに関係がつくりにくくなっていくことも感じました。そのためにできることをしていこうと感じました。感覚だけでなく、勉強してきちんとして知識とスキルを身につけていこうと思いました。ありがとうございました。
“とても良かったです。校内の教員間だけでなく、講師を呼んで行うことはとてもいいと思いました。”
まとめ
先生たちの士気を高めるためにも。生徒とのかかわり方を学ぶためにもクラス会議研修を導入してみてはいかがでしょうか?まずは職員室の心理的安全性を高めることで働きやすい職場、パフォーマンスを発揮するチームになっていきます。
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