本
2022/2/7
アイネクライネナハトムジーク
伊坂幸太郎さんの小説である。映画化されていたり、斉藤和義さんが曲を書いていたりする。
伊坂幸太郎さんは友愛をテーマにたくさん小説を書いている。と言っても自分はまだ1冊目であり多くを語れるほど読んでいない。けれどもこの作品のように伏線が回収される出来事って人生にはたくさんある。
この前死んでしまったばあちゃんが渡してくれた深夜特急の本がきっかけで大学時代にバックパックを始めたり
豊田の名店 虎玄ラーメンに初めて坦々麺を食べに行った時社長のすーさんから「深見太一って先生知ってる??」って聞かれて、それ僕です!!ってなったり
毎晩毎晩わが家では小さなドラマのような笑い話がよく起こる。
小さすぎてここに書くほどではないが、思い出せないほど悪くない出来事がたくさん起こる。
そんな出来事を繰り返して人生って彩られるのではないかと思う。
だからこそ一つ一つの縁を大切に。
一期一会とかいうけど、実は後の伏線を回収するためなのかもしれない。もちろんそんな打算的な生き方はできないけれども。
今出会っている目の前の人が数年後、自分の人生を大きく変えるきっかけになることなんて本当にザラにある。
ということは、目の前の人に丁寧に接すること、雑に扱うのではなく、丁寧に丁寧に。
もちろん家族に対しても同じで。ついつい後回しにしがちだけれども。
目の前の人を大切に過ごしていきたい。そんなことを感じた小説であった。
虎玄さんの話はこちらのstand fm で話しているのでこちらをどうぞ。 https://stand.fm/episodes/6200524d06ac2f00076391f7
今回は読書会をきっかけに読むことになったが、小説を読んだり映画を観るのは人生を豊かにするなぁと感じた。
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