学びの形
2020/8/31
日本学級経営学会in愛知 参加した学生の感想
感想①
今回のセミナーは来年から教壇に立つ身として、学級経営のヒントを得るために参加しました。コロナだからということもあるけれど、今の子どもたちに必要なのは信頼できる他者であるという話が印象的でした。汚い水槽で泳げと言っても無理なように、環境を整えることなしに子供たちに要求ばかりするのはおかしい。この言葉がとても響きました。どの先生方もそれぞれのカルチャーを大切に学級経営をしておられることを強く感じました。私はどんなカルチャーを大切にしようか、残り半年でじっくり考えていきたいと思います。今回参加して本当に良かったです。紹介していただきありがとうございました。
感想②
コロナウイルスの影響で子供達の行動が制限されている中で主体的な行動をすることは難しいということを感じた。だからこそ一人一人の個性を認め、みんなの意見が反映される、自分の意見を言えるクラス作りをすることの大切さを学びました。
佐橋先生の発表にもありましたが、コロナ渦で話す活動ができなくなったことで、書く活動がとても重要視されている。その中、書く活動で、コミュニケーションを苦手とする子が活躍できる場があったということが分かり、個性を認めるためにも話す活動聞く活動だけが全てではなく、書く活動、読む活動の姿などからも個性を認めることができるきっかけを作ることができるのではないかと改めて感じた。
今、子供達はコロナ渦で、自分のしたいことができず、ストレスが溜まっている。そこで、子供達のストレスを解消するための手立てを学校が作って行かなければならないことを感じた。セミナーの先生方も学校でも子供達の行動を制限することを重点において、そのフォローをしている学校が少ないということを言っていたので心のケアをすることの大切さを感じた。今は勉強を重点的に行い、学力保証をしてあげることも大切であるが、しっかりと子供たちと遊び、楽しいと思ってもらえるような活動を行うことがより学習への取り組みを進めることができるのではないかと考えた。
さらにコロナで学級をまとめることが難しい中しっかりと教師が子供達に信頼されるような行動をしなければ、学級崩壊してしまう。例えば、子供を叱ることに重点をおいている、コミュニケーションを図らない先生、話しているけど、聞いてない先生、当たり前のように思うかもしれないが、当たり前のことを当たり前に出来ることが大切だということを感じた。子供たちになってほしい姿を直接子供達に伝える、マスク越しに目で笑う、努力を受け止めるだけでなく、頑張ろうとした過程を褒める、子供達の感じ方を考えながら接していくことが学級経営を行なっていく上で大切になるなということを感じた。
沢山の先生方からの意見を聞くことができたので、とても貴重な時間でした。
感想③
①佐橋慶彦先生 ②早川大寛先生 ③松岡先生
それぞれの先生がコロナ禍の中、試行錯誤しながら学級経営をしていることがよくわかりました。こういった実際の先生たちの話を聞くと、自分だったらと考えワクワクします。そのなかでも価値付けの形を他者と共有できる形はたくさんあるのだと気づかされました。
④深見太一先生 ⑤一尾 茂疋先生
深見先生が熱説していたクラス会議。なんとかなくしか知らず、まだ私にはいいやと思っていままで流していました。ですが、あそこまで語られてしまうと興味を持たざるを得ませんでした。どう、自分の中に落とし込んで使えるようにするか考えてます。
加藤先生
さまざまな言語活動を知ることができ、すぐにでもできることが多かったです。あらためて外国語活動・外国語科での活動のあり方を確認でしました。これから現場に出て活躍を期待されている身として、今日のような活動の引き出しをたくさんもっていないといけないと感じました。
上越教育大学赤坂先生 講演
終始「ほぉー」といった感じで圧倒されました。生の赤坂先生にお会いできてよかったです。なによりすごかったのが今日の発表者の発表から先生たちのカルチャーを見つけ価値付ける姿は、教師としての鏡だと感じました。すごい
~~感想~~
このセミナーに参加しようと思った理由としましては、卒論には関係はないですが、来年から現場に出る身として少しでも学級経営で生かせることはないか、そのヒントを得たいと思い参加を決断しました。また、赤坂先生を一度目にかかりたかったからというのもあります。
僕たちが現場に出るときコロナ禍であっても、なくても、大切なことは変わらないと感じました。子どもとの信頼関係を作るためにとのように取り組めばいいのか、カルチャー、ルールづくりの大切さ、思いやりを感じとる活動の在り方など自分が考えていたものに上書きされることが多くあり、自分もまだまだだなと感じました。セミナーではコロナ禍だからこそ浮かび上がったことなど多くあり話題にされていました。ですが、これからの学校生活でも普段の学校生活でも活きかすことができる学級経営技術ばかりだとわたしの中で感じました。
きっと、実際に学級経営をしてみると難しさや悩みがたくさん出てくると思います。そういったときに解決できる子どもたちの力になれる、策というものを今日のような学会などからこれからも得ていきたいと思います。今日のセミナーだけでも多くのキーが見つかった気がします。