学級経営のコツ
2023/1/20
1分で子どもが落ち着く方法
うちのクラス全然落ち着きがなくて。
話も全く聞けないんですよね。勝手に話し出す子もいるし。
若手の先生からよく受ける相談です
これ本当にどうしたらよいのかわからないですよね
私も若いころに頭を悩ませました。そこで出会ったのがこの方法↓↓↓↓
マインドフルネスを知っていますか?
日本語で言うと瞑想です(厳密にいうとちょっと違うのですが、分かりやすくするために瞑想ということにしておきます)。
心を落ち着ける簡単な手段で、GoogleやAppleでも用いられています。会社の中に瞑想専用のスペースがあるそうです。
今まで担任してきたクラスでは毎日2分。朝の会で取り組んでいました。
方法はとても簡単で
①背骨を伸ばす
②両足の裏を床にしっかりつける
③呼吸に集中する
④鼻から吸って、口から吐く
⑤頭を空っぽにする
これを毎日繰り返します。
もちろん最初から全ての子ができる訳ではありません。
けれども毎日続けていくことで、確実に成果は出てきます。
大きな声で騒いでいた子も2分間は落ち着いて過ごせるようになってきました。
慣れてきたら日直さんの号令で朝の会で取り組む
日直:足は?
みんな:ベタ(床につけるイメージで)
日直:背筋は
みんな:ピーン(背骨を伸ばすイメージで)
日直:手は?
みんな:ひざ!(両方の手のひらを膝に乗せる)
たったこれだけの掛け声で、子ども同士でマインドフルネスの時間が始まります。
もう少しだけ瞑想について詳しい話をすると
人は一日に5万回思考します。(いろんな説はありますが)
風が気持ちいい、眠たいなといった無意識に考えることも含めてです。
1日に5万回する思考が瞑想をすることで、約1割減らすことができます。
1割の思考を減らすことで脳みその空き容量を増やすことができます。
データがパンパンに入っている、パソコンやスマホの動きが遅くなるように脳みそも容量が不足すると働きが悪くなります。
自分自身も瞑想に取り組むようになって4年近く経ちますが、ひらめきが生まれやすくなるなあと感じています。おもしろいぐらいに出会うべく人と出会うなんてことにも繋がります。
仕事が立て込んでいて、いっぱいいっぱいになっている時、トイレに入って1分やるだけでその後リフレッシュした感がものすごいです。
まずは子どもと一緒に毎朝1分取り組んでみてください。
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